「戰場で兜首の代りに石を拾って来るほどの方ですものね」
青空文庫より『石ころ』(山本周五郎)を朗読しました。
チャプター
00:00 一
06:48 二
14:22 三
21:30 四
29:36 五
36:47 六
武士の勤めといえば戦で武勲を挙げること。
しかし武勲を上げればそれを認められたいという欲も生じます。
ひたすらに「勤め」にいそしみ「私欲」を捨てる。
現代の仕事に置き換えてもなかなか難しいことですね。
ボクは「誉められたい」の精神はあってもいいんじゃないかと思いますが笑
それが前に進む原動力になるのであれば。
多田新蔵はそこにあるがままの存在に価値を見出している、そんなどこか達観できている人物なのでしょう。
だからこそ、路傍の変哲もない石が好きなのでしょう。
#朗読 #山本周五郎 #時代小説
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