今回の思考の旅のテーマは「別れはなぜあるのか」でした。
皆さんは、どんなように思考を巡らせましたか?是非コメント欄をご自由にお使いいただき、お寄せいただけますと幸いです。
毎週土曜日21時から、哲学対話Live配信をしております、皆さんと思考を一緒に深めておりますので、そちらも奮ってご参加ください。
YouTubeの自己紹介欄に、僕のことについて書いていますので、気になる方はそちらもご覧くださいませ。
それでは、またお会いしましょう。
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#哲学 #哲学対話
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さあ、みなさん、こんにちは。おはようございます。こんばんは。ひとり哲学のお時間がやってまいりました。今回も、どんな思考の旅になるのか、僕も楽しみにしながら、思考を広げて話していきたいと思います。読みに深く潜るように、空高く自由に飛ぶように、みなさんもいろいろな考えを巡らせながら、ひとり哲学の時間を楽しんでいただければなと思います。
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ぜひ、一度深呼吸していただいて、そこから始めていただくと、深く自分と見つめ合える時間になるかなと思います。今回のテーマが、別れはなぜあるのか、ということで話していきたいと思います。別れはなぜあるのか。みなさんは、別れを経験したことはありますか?僕は、たくさんあります。そうですね。今26歳なんですけど、26年間本当にたくさんの別れを経験しましたね。
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例えば、最近の別れだと、僕が友達と縁を切ろうということになって、そして別れたっていう経験もありますし、まあ昔だったら告白して好きな人に振られて、そういう別れもありましたし、もっともっと抽象的な別れでいくと、ゴミとかね、物を捨てるときに廃棄物として、その物との別れとかもありますよね。
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そうなってくると別れはなぜあるのかっていうと、そういうことですよね。なんかこう、人は一度出会ったら別れる。一度。うーん、何かを踏み込んだら別れるっていう風な形になっているんじゃないかなって思うんですよね。そんな形でこのテーマを選んだんですけど、別れはなぜあるのか。
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もしかしたら新しい出会いに気づくためとかですかね。僕は別れを経験すると必ず新しい出会いがあるんですよね。それは新しい人に出会うっていうのもそうだし、新しいもの、価値観とか概念とかに出会うっていうのもそうですね。だから、多分僕たちの幸せとか新しい出会いとかそういうものっていうのは、何か一つ抜くことができないと足すことはできない。
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って考えられますよね。そうなってくると。でも人生生きてるとそういう感覚はありますよね。なんかこう自分自身の中でできないこととかできることとかなんかいろいろあると思うんですけど、そういう何か出ていくと何か足されていくっていう風な循環、新陳代謝みたいなそういうものはすごいあると思いますね。そうですね。その中で別れはなぜあるのかをもっともっと深めていきたいと思うんですけど、じゃあその別れっていうのはそもそも必要なんですかね。別れはなぜあるのかっていうことを、ちょっと言い方を変えると別れは必要なのか。
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この広い世界で一度出会って、そしたら永遠に関係性が続くっていう風な定義をしてもいいと思うんですよ。その別れっていう選択肢がそもそもない世界。はい。なので、一度出会ったら別れることができない世界だったらどうでしょう。そんな世界だったらどうですか、皆さん。ちょっと想像してみていただきたいんですけど、僕はちょっと嫌ですね。そうですね。だから別れっていうのは、むしろ僕は会ってほしいって思う派ですね、どっちかっていうと。なんかこう、自分自身の中で、すごく定期的に来てほしいというか、定期的に別れっていうものを経験するからこそ、やっぱり新しい出会いが生まれる経験をしてるから、
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でもそうなってくると、一番最初に別れる、別れるときが一番辛いんですよね。僕もすごく辛かったです。多分一番最初に別れとかを経験したのは、きっと小学校、中学校ぐらいだったと思うんですけど、卒業式とかですよ。卒業式とかでもう二度と会えないようなあの感じとか、なんかそういうことを考えると、絶対ご縁があったらいつか会えるのにっていう、その思考すらもまだ届いていない年齢の時の別れっていうのが僕は一番辛いと思うんですよね。
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で、それでまた新しい出会いとか、新しい学年とかになって、新しい出会いがたくさん生まれるのに、それを知らずに、というか気づかずに、気づけずに、その別れを経験するっていうのが一番辛い。辛いっていうのは何なんでしょうね。別れはなぜあるのかっていうことに、辛さっていうところが結構親密に関わってくるかなって思うんですけれども、別れっていうのは辛いんですかね。辛さがあるから幸せがあるみたいな。
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優しさがあるっていうふうなのは、僕は考えているんですけど、だからこう、辛いことがあったら、新しい何かが生まれるからこそ、別れっていうのは存在するんですかね。そうですね。何かそういう循環的なものな気がしてきましたね。そうなってくると。別れが必要なのか。僕は必要だと思いますけど、じゃあ仮にこの別れがなかった世界、これは何かアーティストのバウンディーさんの、
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もし何も覚えらんない世界だったら、僕たちは、振り向き合うのだろうかっていう歌詞があるんですけど、それがすごい思い出されますね。なんかこう、自分たちの中で何も記憶できない、体だったら、その時は必死に覚えるために、あなたはどうで、あなたはこうで、みたいな感じ合うのかっていう。
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だから、もしかしたら別れがなかったら、僕たちは出会いを大切にできないかもしれないですよね。いつかいなくなってしまうからこそ、いつかこの人生が終わってしまうからこそ、出会いを大切にできるっていうふうに考えることもできますよね。そうなってくると、別れっていうのはすごく尊いものですね。人生を通して、人生はいつか終わってしまう。だからこそ、生きることを楽しむこと、生きることを表現すること、生きることを大切にすることができているっていうふうに考えることもできますよね。
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そうなってくると、すごく別れに愛おしさを感じてきました。僕はものすごく。やっぱりこう、できないこととかがあると、できないなとか、別れがあると別れたくないとか思うけれども、別れそれ自体にフォーカスを向けると、別れっていうものはこんなにも素敵で尊いものなんだっていうふうに気づくんですよね。それがこの世界の不思議なところであり、この世界の羽ばたくような空のような、太陽のような、それが別れに見えてきましたね。
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まあでも寂しいですけどね、やっぱり人と別れるのは。でもこう、本質的な別れっていうものはもしかしたらないのかもしれないですよね。本質的な別れっていうのは、本当に二度と会うことはできないっていうことはないのかなって僕は思いました。なんかこう、いつかどこか世界はつながっていると思うので、いつか出会えるだろう、いつか何かが生まれるだろう、いつか、
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自分自身の中でつながる時が来るだろうっていうふうに考えることもできると思うんですよね。だからやっぱり諦めないでほしいなって思いますね。別れ。別れはなぜあるのかっていうことに対して、諦めっていうところもすごい大事なテーマだと思うんですよ。ああもうこの人はいいやってなってしまうこともあるから、だからこそ諦めないでほしい。
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これは僕からの願いですね。それは出会いに対する願い。なんか自分の中でこの人はもう二度と会わないからっていうふうに別れを利用することをしないでほしいですね。それが別れに対してすごく失礼な。なんかこう。別れも生きていると思うので。新しい出会いを運んできてくれる別れに対して、ちょっとこう、たぐいまれな態度を取ってしまうことにつながると思うので、
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それはやっぱり自分自身の中で整理してあげた方が、別れに対してはすごくいいですよね。別れはなぜ来るのでしょう。それは、新しい出会いを運んでくるため、辛さを乗り越えて優しさを感じるため、今生きていること、この瞬間を味わうため、すごくなんだか別れに対して素敵に思えてきません?どうですか?
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じゃあ逆に別れ、別れの悪い面で言ったら、それこそ今さっき触れた人との出会いを軽く扱うこともできますよね。別れがあるから、どうせ別れるんだから、どうせ離れるんだから、どうせ二度と会わないんだからっていう風な感じ。人のことを存在に扱うことはできますよね。人だけでなく物も、どうせ廃棄されるのだから、どうせ捨てられるのだから、だからといって、
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なんかそういうことを、頭の中で考えることもできてしまう。そうなってくると表裏一体ですね、やっぱり。自分の中でこれはダメとか、これはいいとか、そういう線引きをしないと、いろんなるつぼにはまっていくような、そんな気がしますね。でもそれでも自由ですからね、結局別れをどう捉えるかは。やっぱり別れも概念の一つであると思うので、別れ自体にリスペクトはするけれども、
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別れを使いこなすというか、別れに寄り添い合って、その別れを生かすのは僕たちですから、その別れっていう概念を、うまく頭の中で整理して、自分の幸せ、ないしはこの広い世界に意味をつけていきたいなっていうふうには思いますよね。今のこの考えどうですか、皆さん。素敵じゃないですか。なんかこの概念としては、すごい一人哲学で扱った概念、全部生きてると思ってて、
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その一人哲学で扱った概念が言いたいことを、僕が言わされてる感覚がすごいあって、頭の中にこれを言え、みたいなことを、すごい吐き出すような感じで話してるんですよね。だから概念とかは生きているって僕は感じていて、なんかそういう儚さ、そういう尊さ、そういう刹那的な生まれるのも、このチャンネルのすごい楽しいところだなって思いますね。
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皆さんは別れはなぜあるのかどう思いますか。ぜひコメント欄で教えてください。ということで。今回のひとり哲学のお時間、そろそろ終わりのお時間がやってきてまいりました。毎週土曜日夜21時から、哲学隊はYouTubeライブをやっておりますので、もしお暇な方がいれば少しでも顔を出していただいて、何かについて深く考えていきましょう。今日ですね、本日この動画を見られている方は今日の21時からやりますので、ぜひふるってご参加ください。
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また、僕が書いている本などは東京都にある人望庁のパサージュソリダというところやAmazonで売っております。詳しくはYouTubeの自己紹介欄にすべて書いてありますので、もし気になる方はそちらもチェックしてみてください。ということで今回のひとり哲学のお時間は終わっていきたいと思います。皆さん最後まで聞いていただいてありがとうございました。それではさようなら。またね。