二十四節気で最も寒いとされる大寒の20日、鹿嶋市宮中の鹿島神宮(東俊二郎宮司)で恒例の「大寒みそぎ」が行われた。男性はふんどしに鉢巻き、女性は白装束に身を包み、境内の御手洗池に入って身を清め、無病息災を願った。
午前10時過ぎ、10~70代の男女約150人が「エーイッ」と気合を入れ、水温12度の池に順次入った。それぞれ約10分間、肩まで漬かり、合掌して「大祓詞(おおはらえことば)」を斎唱した後に目をつぶって祈った。
8回目の参加という神栖市大野原の公務員、高木基行さん(58)は「すっきりとした気持ち。自分と家族が明るく過ごせるように身を清めた」と話した。
鹿島神宮によると、新型コロナウイルスの影響で2021、22年の開催は見送られ、23年から再開した。天海尉之(あまがいやすゆき)禰宜(61)は「参加した方が前を向き、苦難を乗り越えていってほしい」と願った。
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