関西本線の亀山-加茂間が非電化となっている理由について、小学生でも理解できるようにわかりやすく解説。
関西鉄道という私鉄が明治時代に建設した路線で、当初は全区間単線・非電化の路線だった。
日露戦争後、西園寺内閣で国有化された。
その後、大正時代、昭和初期には天王寺-奈良間で順次複線化が実施。
戦後、まずは大和路線で電化された。
1980年代には名古屋地区の名古屋-亀山間も電化された。
しかし、亀山-加茂間はトンネルの断面、需要の問題からそのまま放置された。
東海道新幹線の開業、近鉄の名阪特急の充実化で路線そのものが衰退。
そして、非電化・単線のまま今へと至る。
電化された草津線とも事情が真逆。
なお、最近は三重県伊賀市長が伊賀鉄道と関西本線の直通運転を提案。
しかし、JR西日本にとっては乗り入れどころの話ではない模様。
輸送密度700人程度の数値となっていて、今後は廃止が検討されている。
電化の話は完全に消滅し、廃線になろうとしているのが、関西本線の亀山-加茂間の現状と言える。
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<画像出典>
・国土地理院地図、https://maps.gsi.go.jp/
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