流涙症とは文字通り涙があふれ出て、涙目になる状態のことを言います。涙によって目が潤んだ状態では見づらさの原因にもなりますし、涙以外にも目やにが出たり、目の周りに炎症を起こすことによってただれたりすることもあります。
流涙症の原因は「分泌性流涙」と「導涙性流涙」に大別されます。
分泌性流涙とは、目にゴミが入ったり、逆まつ毛や目を擦って傷ができたなどの外的刺激があったり、結膜炎や角膜炎、ドライアイなどが原因で涙が過剰に分泌される状態のことを言います。
導涙性流涙とは、目頭にある涙点から鼻に通り抜ける排水管(涙道)が何らかの原因で詰まることによって、涙や目やにが溜まってしまう状態のことを言います。
導涙性流涙(涙道閉塞)は多くの場合が原因不明で、中年以降の女性に多い疾患とされています。
流涙症に関して詳しく知りたい方は、「目に効くサイト・くりっくeye」に掲載されている、涙道疾患のページをご覧ください。
https://clickeye.jp/disease/tearpath-disease/
▼中京グループ眼科専門医による目に関するポータルサイト・くりっくeye
https://clickeye.jp/