ESPエンタテインメント大阪出身生で、株式会社MIXER'S LAB所属の波房渉さんによるレコーディングセミナーが学内スタジオ行われました。
今回の動画では、ヴォーカルとキーボードの録音の後に行われた「テイクセレクト後の編集作業」を操作画面と手元を映しながらご本人の解説付きでご紹介します。
プロのレコーディングエンジニアの作業の正確さとスピードを感じて下さい!
<波房渉さんプロフィール>
ESPエンタテインメント大阪レコーディングエンジニアコース2007年卒業生。
安室奈美恵、小野賢章、小野大輔、ジャニーズWEST、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会など、
数々のアーティストや劇伴、CM音楽等のレコーディング・ミックス・マスタリングを手掛ける。
【動画内用語集】
・レコーディングエンジニア:音楽などを録音する時に、音の調整と録音の操作を行う技術者の事を言います。
・テイク:ヴォーカルや楽器演奏などを複数パターン録音した場合、何パターン目かを指定する際に用いる単語です。テイク1、テイク2のように使用します。
・メインボーカルトラック:ここでは、録音ソフト「ProTools」の複数録音機能を使った時の先頭に表示されるトラックの事を言います。
・トラック:録音ソフト「ProTools」の中でヴォーカルや楽器演奏を録音・再生する場所の事を言います。
・テイクシート:レコーディングした音源の使える部分(OKテイク)などを記したメモの事を言います。
・ディレクション:ディレクターが具体的な作業内容をエンジニアに指示する事。
「テイク2の~秒の部分を使う」などの判断を下して作業の指示を出します。
・ノイズ:録音した音源に混ざってしまった余計な雑音。
・リップノイズ:ノイズの中で、特に口を開く時などに出てしまった雑音をリップノイズと呼びます。
綺麗な歌声で聴けるようにそれらを見つけて削除していきます。
・ブレス:ヴォーカルの息継ぎの音。
・フェード/フェードイン:徐々に音量が上がってゆっくりと入ってくるようにする編集の事。
フェードイン編集することで、音の始まり方に違和感が無くなります。終わり方にフェード編集をするのはフェードアウトといいます。
・ショートカット:ProToolsを操作する動作を、キーボード入力を使って短縮する事を言います。
様々な種類のショートカットがあり、使いこなすのが作業スピードアップのポイントです。
・ソロ:選択したトラックのみを聴けるようにした状態を言います。
ヴォーカルと楽器の音を一緒に鳴らすとリップノイズが聴き取りづらくなるので、ヴォーカルのみをソロ状態で聴き直したりします。
専門学校ESPエンタテインメント大阪
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