【言葉じゃなくても気持ちが伝わる】聴覚障害の人たちが手話で接客“サイニングストア” もちもちで人気のバウムクーヘン #ココトモファーム
愛知県豊山町の「エアポートウォーク名古屋」にオープンしたこのお店。
多くのお客さんで大賑わいの理由は、小麦粉ではなく米粉を使ったバウムクーヘン。
愛知県犬山市を中心に、山梨県などにも展開する人気店で、見た目もかわいらしいことからSNSでも人気なんです。この店舗のスタッフはほぼ全員が聴覚障害者。店の運営を任されている玉木浩人さんも、まったく耳が聞こえません。
この店の主な言語は、手話。
手のひらを頬にあてる動作は「おいしい」を表しているんです。
身振り手振りのジェスチャーで商品を説明します。
実は、手話は手振りが簡潔な分、ニュアンスは表情で表しています。
呼び込みをする時に、この表情が“強み”になっているんです。
ジェスチャーだけでは難しい細かい内容を伝えないときは、筆談やスマホアプリを使います。
こうした手話やジェスチャーなどでコミュニケーションをとる店を「サイニングストア」といい、
今、広がりつつあります。
玉木さんに、この店を任せると決めた「ココトモファーム」の齋藤社長。
約1年前から、名古屋駅前での催事や別の店舗の運営などを任せてきました。
客からの問い合わせには本社で対応するなど、配慮が必要な場面もありましたが、表情豊かな接客はどの場所でも大人気。
きっかけは、玉木さんからの働きたいという直談判でした。
障害があると職業選択の幅が狭く、特に販売など人と話す仕事につくのは難しいといいます。
“周りの理解や配慮があれば、障害があっても人と関わる仕事ができる”
玉木さんたちの姿は、店を訪れた障害がある人にも刺激をもたらしています。
新たな可能性を切り開く玉木さんの挑戦。
次の目標として玉木さんは「全国に広げていくことです聾者で運営できる店をどんどんつくっていきたい」「次の世代に引き継いでいきたいそれが夢です」「早くみんなに任せたい。おじいさんだから」と話します。
[2024.9.11放送]
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