MENU

Fun & Interesting

【フォスターミュージック レンタル譜】嵯峨野 〜ソプラノと吹奏楽のために〜

河邊一彦 13,030 10 years ago
Video Not Working? Fix It Now

【フォスターミュージック レンタル譜】 嵯峨野 〜ソプラノと吹奏楽のために 作曲:河邊 一彦 "Sagano" Symphonic impression for Soprano and Wind Orchestra Composed by Kazuhiko Kawabe 楽譜:フォスターミュージック Music sheets:fostermusic http://www.fostermusic.jp/products/detail7180.html 1.嵯峨野へ  00'00" - 04'47"   2.風の道   04'48" - 08'02" 3.川のほとり 08'03" - 14'07" 4.旅立ち   14'08" - 16'47" 演奏時間:0:18:30 Grade:4+ 編成:吹奏楽大編成/41人 主要ソロ:Vocal, Piccolo, Oboe, Percussion, Trumpet, Bb Clarinet, Bassoon, Bass Clarinet レンタル譜(スコア&パート譜) 日本人にとって心の故郷ともいえる京都、その北西部に位置する嵯峨野は古(いにしえ)の歴史を今も語るかのように趣に満ちた土地です。この作品は、その印象をつづった交響詩的作品であり、次の4部から構成されています。 第1部 嵯峨野へ 一人の傷心の青年がふと旅に出る。京都に降り立ち、嵐山を目指す。 嵯峨野に入り、思いにふける青年。いまだ憂いは消えない。 第2部 風の道 うつぶせ気味で竹林の道を歩く。 一陣の風が吹き抜ける。 風の音にざわめく竹林 彼は、風が彼の身体を吹き抜けていくかのような錯覚におちいる。 苔むした神社に、古(いにしえ)の時を想う。 第3部 川のほとり 気がつくといつの間にか、川のほとりに出る。 おだやかに流れる川に横たわる三日月のような橋 河原に座っていると、少女の唄う恋歌が聞こえてくる。 おだやかな日差し、川のせせらぎ、恋歌、目の前には嵐山の森。 時を忘れてたたずむ青年。 第4部 旅立ち 再び竹林の道から嵯峨野に入り込む。 青年の憂いは、今や心の葛藤へと変わっている。 おだやかな日差しは雲に隠され、茶屋ののれんが風にそよぐ。 憎しみや迷いを吹き飛ばすかのように、風が一段と強まる。 やがて、迷路のような道から急に広がった空間に出る。 雲は晴れ、風も弱まり、まぶしい日差しの中で草木がおだやかに微笑んでいる。 今、生きていることはなんと幸福なことか。 誰かがより良く生きよと青年にささやく。 青年のまなざしは、過ぎ去った時へではなく、すでに「未来」を見つめている。

Comment