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プロボクシングのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心（26）＝帝拳＝が119ポンド（約53・98キロ）契約10回戦（24日、東京・有明アリーナ）で判定勝ちしてから一夜明けた25日、東京・文京区の東京ドームホテルで会見した。次戦は6月に世界前哨戦を闘い、順調なら11月に初の世界戦が計画されていることが明らかになった。
試合で作った右目下のあざが目立つ顔で登場した那須川は「前回は（左目上を）切って、今回はあざができてしまって、ボクサーになってしまったなっていう感じがすごいありますね」と笑った。試合後には初めて血尿が出たといい「びっくりした。これはやばいと思って（元世界2階級制覇王者でトレーナーの）粟生（隆寛）さんに言ったら、『これは結構当たり前だよ』みたいな感じだったんで、当たり前って怖いな。命削ってるなと思った」と苦笑いした。