COREZOコレゾ「島が人を育て、人が島をつくってきた、たこ、ふぐ他の島の恵みを付加価値に変え、島と海と共に生き、島の地域経済を黒字化する宿主」賞
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「私が両親や周りの先輩方から叩き込まれてきたことは、地元の漁師さんたちのために何ができるかってことで、全部、そこから入っています。島を存続させるには、島全体を黒字にしなければなりません。そのためには、島外からの外貨を稼ぎ、稼いだお金はできるだけ島内で使うということです。付加価値を付けて、価格競争はしてこなかったので、仕入れも、より安い名古屋の業者では無く、魚はもちろん、野菜等も島内を優先して来ました。その結果、かつて、日間賀島では、漁師さんや漁協と観光業者が対立したこともありましたが、今では、観光客の皆さんに来てもらえば、島が潤うということが、当たり前になってきています。」
中山さんは、人のご縁を大切にし、「島の共生の精神」で、島の地域経済の黒字化を目指して取り組んでこられた。付加価値を付けるために、「たこの島」の活動は、30年以上前から、「ふぐの島」には、20年以上前から取り組んでこられたから、今がある。価値をわかる人を増やすには、やり続けるしかないことを改めて教えて頂いた。
動画取材;2020.11.