【令和の時代には許されない】なぜ佐山聡は「地獄のシューティング合宿」であそこまでキレたのか?ドハマりする人が続出の話題の動画を検証。 #プロレス #猪木 #長州力 #前田日明 #タイガーマスク
さて、今回の本題である修斗の合宿、いわゆる「地獄のシューティング合宿」だが、1991年9月21日から23日の3日間にわたり、栃木県の足利工業大学付属高等学校体育館で行われたものである。
Youtube動画の中には、英語の字幕付で「これは暴力ではなく教育」という注釈付きで配信されているものもあるというほど、佐山が練習生に対して厳しく指導している。
ここで、その動画をご覧いただこう。
「それから精神的なこと。これも、技術のうち。いい? 自分で高めること。自分でヤル気になること。これも技術のうち。なっ?」
最初は落ち着いたトーンでシューティングに必要な精神論や技術論を教えている佐山だが、指導はどんどんエスカレートしていく。
「俺ナメてんの?」
「いや、ナメてないす」
「ナメてない? コレ思いっ切り蹴れっつったんだよ? お前。これ思いっ切りか? お前の」
たまらず無言になる練習生。
「ナメてんのかー?」
「いや、なめてないです」
「思いっ切りかそれでー!!」
ここで思いっきりの右ビンタが入り、すかさず左手で2発目のビンタが入る。
「思いっ切りかそれがお前のー!? やってみろオラァ! ○すぞこの野郎!! ウルァいけこの野郎!!」
罵声を浴びた練習生が必死で蹴るものの、
「蹴れーーーーー!! 思いっ……切りか!! それがー!この野郎!!」
再び3発目のビンタを食らわす佐山。練習生も息絶え絶えだ。
また、佐山がハイキックの手本を見せているシーンでは、
「わかるかな?わかるぅ~? 力を抜いて相手に効かなきゃ意味がない!相手に効かなきゃ! 分かる?」
タイガーマスクとして一世を風靡した頃とは別人のように太った佐山が、ミットを構えた練習生にハイキックを見舞っている。怒鳴りすぎたせいで声もカラカラになっている。
その威力に、堪えきれずに後ずさる練習生。このシーンだけでも、あらためて佐山の身体能力の高さと格闘技センスを感じ取ることができる。
メガホンを持った佐山がキックの練習をしている練習生に指導しているシーンでは、後ろからの通りすがりにいきなり竹刀で練習生をぶん殴る。何食わぬ顔をしながら殴る姿は、ストレス発散が目的なのではと思うほどだ。
このようにキレるシーンばかりが強調されるが、もちろん佐山はこのシューティング合宿で、褒めるときにはきちんと褒めている。
「出来てるじゃないかぁ~、なぁ」
と、竹刀を振り回すのではなく、やさしく練習生の頭をなでているシーンもある。
この合宿の目的について、2世代下の選手にプロとして自覚を持たせることだと語る佐山。練習生に罵声にも似た厳しい声を浴びせたことについては、意外にも優しくしていたと本人は語っている。
練習生たちを叩いた竹刀も、わざとよく音が鳴るように細工をしていたという。つまり、映像を撮られることを意識した演出である。
この手の合宿につきものの、神社の階段を上り下りするシーンもある。300段を10往復というからかなりハードだが、このときには一人のリタイヤもなく全員が完走している。練習生たちのスタミナも大したものだ。
合宿も終盤にさしかかると、佐山の指導はさらにヒートアップしていく。ついには左右の手に竹刀を持つ二刀流になった。
怒り狂ったように竹刀で練習生を集中攻撃する佐山。哀れな練習生は、二刀流の竹刀攻撃で思いっきり頭を殴られた挙げ句に、佐山のキックまで食らってしまう。
熱が入りすぎた佐山の指導に、竹刀攻撃をされた瞬間に練習生は悲鳴をあげて怯えている。はたしてこれは本当に「指導」なのだろうか?
練習生の腹にもパンチを喰らわせる佐山。練習生がお腹を抱えてしゃがみ込むような、とんでもない威力だ。
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