一見するとアンヌ隊員は、清楚で透明感があります。
でもそのアンヌ隊員を演じていた、ひし美ゆり子さんの性格はというと、ちょっとガサツでおっさん臭かったようです。
なんでも撮影が終わると酒場に直行することも少なくなかったとか。
ですので、酒の影響でニキビがいっぱいできたり、声がかすれたりすることもあったようです。
それに加えて、ガサツさが原因で高価なセットを壊してしまったりすることもあったようです。
そんなこともあり、罰としてウルトラセブンの出演を何作か止められるというエピソードもあったようです。
ウルトラセブン終了後は、アンヌ隊員という世間に焼き付いた強烈なイメージを振り払うかのようにあれこれと色んな役に挑戦したようです。
しかしそんなひし美ゆり子さんの頑張りも実ることはなく、いまだに、ひし美ゆり子さんといえば、ウルトラセブンのアンヌ隊員という声が圧倒的と言ってもいいほどに根強く残っています。
でも、つまりそれは、ウルトラセブンの友里(ゆり)アンヌ隊員というキャラクターがあまりにも魅力的であったという所以なのだと思います。
私は、ウルトラセブンの世代ではないので歯抜けの再放送を見ていました。
とても鹿馬なちびっこだったので、飛行物をつるすピアノ線や怪獣などから体液が噴き出すときにチラっと見える管などを探しては喜ぶばかりで、アンヌ隊員の魅力には気づけずにいました。
当然、話の内容もロクに覚えていません。
でも最終話の、ダンがアンヌに自分が人間ではないことを告白する場面やアンヌの涙の制止を振り切って死を覚悟の変身をする場面はいまだに覚えています。
それらの場面には愛がありました。
その愛を小さいながらも感じ取ることができたので、あの場面だけは忘れることなく覚えていたのだと思います。
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