学校に通えない佳苗に、共同制作を持ちかけた莉子。
それは今の二人に必要な、奇跡の出会いだった。
第2回ていね山映画祭で、プレミア上映された『空は澄む』は、手稲オリジナルのショート映画です。
全国から募集した原案コンテストにて、グランプリに輝いた三浦美佳さんのアイディアを採用し、長編映画『リアの島』で華々しいデビューを飾り、現在は、TV番組のディレクターも務める芳井勇気監督が、三浦さんと共に脚本を制作しました。
エンディングテーマ曲は、小樽で制作された長編映画『Love Letter』などさまざまな話題作を手がける岩井俊二監督が結成したユニット「ikire」の『知らない世界も見飽きた』で、同監督が作詞も手がけています。
主役の小山ひかるさん、渡辺翼さんは、全国公募からオーディションで選ばれたニュータレント、その脇を支えるのはTV番組『王様のブランチ』でリポーターを務めた茜ゆりかさん、TV番組『どさんこワイド』でリポーターを務める雨夜秀興さんなど多彩で実力のある俳優陣。
劇中には、札幌手稲の素敵な景観や、おすすめスポットが出てきます。映画をご覧になられたら、ぜひ劇中の景観を探しに手稲のまちを探険してください！
■あらすじ
不登校の佳苗は、母の営む小さなカフェを手伝い、漫然と日々を過ごしていた。生きる意味を見出せずにいる佳苗の前に、ある日、同級生の莉子が現れる。意気投合した二人は、学校の共同制作をすることに。そんななか莉子は、佳苗の才能に嫉妬してしまう。距離ができた佳苗と莉子は、再び心を通わせ、前に進むこと
ができるのか──。80億分の1の奇跡の出会いを経て、二人は未来を模索し始める。
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