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東京都議選 小池百合子とは誰か? 再生の道 夢(ゆ)党

GG鈴木チャンネル 4,797 lượt xem 2 days ago
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東京都議選まであと5週間と少しになったが、現場の感触としては、まったく盛り上がっていない。それは東京都民の政治意識が低いから、とは必ずしも言えなくて、自分の地元である立川市の場合、実際に公務員として行政の一部を担っていたり、政治や行政に詳しい方々が決して少なくない。しかし、それにも関わらずなのか、それゆえにこそなのか、そこは分からないが、地方選挙に対する投票率は驚くほど低い。

政治とは、敵と味方を切り分けて、味方を率いて敵と戦うことである、というのは、政治学者カール・シュミットによる政治の定義だが、二元代表制を取る地方政治では、首長と議会とがそれぞれ住民による投票によって選ばれ、彼らが対決することによって、政治が盛り上がるのが本来あるべき姿であるにも関わらず、現在の東京の場合、小池百合子都知事が圧倒的な権力を有しており、議会があまりに無力であるため、そもそも試合が成立するレベルではない。野球で例えると、7回表を終了して13対2というワンサイドの展開で、しかも議会チームの主力が実は知事の味方であるような、ほぼ八百長状態のまま試合が進められている。そんな試合に誰も興味を持たないし、今後の展開にもハラハラドキドキする要素がどこにもない。

ただ、今回の都議会議員選挙には、再生の道およびそこからのスピンアウトとも言える夢(ゆ)党が候補者を出す予定になっている。彼らは、知事が提出する予算案やすべての議案に対して、真剣に向き合い、これの是非を知事側にはっきりぶつける人々から構成されている。

そういう議員たちが多数東京都議会に出現するようになれば、都知事と都議会の対決構造が文字通り「再生」されて、政治らしい政治が復活し、都民からの注目も集まることだろう。

そういう緊張関係が失われたままでいると、小池百合子氏は、兵庫県の井戸前知事のように自分の意のままに動く役人や議員たちに取り囲まれ、やりたい放題何でもできることになり、そこに利権集団が吸い寄せられて、彼らの私利私欲によって都政が動き、都民の意志はまったく消されてしまうことになる。

その意味で、いまだに盛り上がらない都議会議員選挙ではあるが、その結果がもたらす意義については、非常に大きいものがあるだろう。

#東京都議選 #小池百合子とは誰か? #再生の道 #夢(ゆ)党

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