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水分欠乏型脱水と塩分欠乏型脱水

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水分欠乏型脱水と塩分欠乏型脱水について説明しています。 「尿崩症」では、腎臓での水の再吸収を促進するホルモンである、バソプレッシンの分泌ができなくなります。ナトリウムの再吸収は正常です。 したがって、水分のみが失われてしまいます。 そのため、水分欠乏型脱水になります。 「血漿浸透圧」は、電解質、たんぱく質、それ以外を含めたトータルの浸透圧を指します。 「血漿【膠質】浸透圧」というのは、たんぱく質(アルブミンなど)による浸透圧のことです。 毛細血管の壁は半透膜で、電解質と水を通しますが、たんぱく質は通しにくい構造になっています。 だから、蛋白質による浸透圧がどれだけあるかが問題になります。 「血漿浸透圧」の約90%は電解質の1つ、ナトリウムの影響を受けていて、ナトリウムの濃度に応じて細胞外液量を変化させます。 体液は、細胞膜を介して「細胞内液」と「細胞外液」に大別されます。 さらに、「細胞外液」は毛細血管壁を介して「組織間液」と「血漿」に分けられます。 体液は、細胞内液に40%、組織間液に15%、血漿に5%分布しています(%は体重に占める割合)。

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