私たちの生活に欠かせない電力。その発電方法のうちの一つが、水の力を使う「水力発電」だ。近年では、あらゆる水源を活かすために、小型の施設や装置を用いる方法が増えている。なかでも注目を集めているのが、岐阜県で生まれた超小型の水力発電装置。人間が一人で持ち運べるほど小さく、さらに、どんなに水深が浅い流れでも電気を生み出すことができる。街灯の電力として利用されるほか、海外の無電化地域でも活用が期待されている日本の水力発電技術を紹介。