3代目社長の佐野貴代さんは社員に大家族ような眼差しを向ける。
「自分の子どもが働くことになったら、この職場は安全と言える?」と社員に自主的な職場環境の整備を促す。身近な人を思いやる姿勢が5Sを浸透させ、顧客の信頼と高品質な製品を生む。
社長就任当時は、創業家としての重圧に耐えながら、どのように会社を牽引していくか模索していたという。しかし「家族でも社員でも人は皆違う意見を持ってる。だから自分の考えで行動して良いのだ」と了得した時、3代目としての方針を打ち出す。
仕事は必ず人が成すものであり、社員同士がそれぞれ家族に対するように正直さと思いやりを持てば助け合いが生まれ、持続する会社になると確信している。
伝七ステーションは三重県の魅力を「受け継がれた人の想い」と捉え、SDGsの観点から地域ならではの持続可能性を映像を通じて発信します。
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