今回は、埼玉県狭山市の現場から「石粒付き鋼板屋根の注意点」について解説いたします。
【目次】
0:00 オープニング
0:06 はじめに
0:28 今回のテーマ
0:44 面戸について
2:06 石粒付き鋼板屋根と他の金属屋根の違い
3:07 石粒付き鋼板屋根では面戸が必要な理由
5:07 エンディング
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今回お話しするテーマは、石粒付き鋼板の中でもオーバーラップ式屋根の棟板金(むねばんきん)の施工方法で注意してほしい面戸(めんど)についてです。
まず結論からお話します。
石粒付き鋼板屋根の棟板金の隙間には、面戸(めんど)と呼ばれる止水性を高めるスポンジを必ず入れてください。
工事会社の中には、面戸を入れないで施工する会社もあります。
理由は、棟板金をかぶせてしまうと面戸が入っているかどうか確認することができなくなるからです。
この面戸ですが、ほとんどの金属屋根で使用が求められています。
ただし、面戸が止水性を高めるおまけのような補助的な機能として用いる場合の屋根と、絶対に必要な屋根があります。
その中でも、この石粒付き鋼板屋根、特にオーバーラップ式の屋根は必ず棟板金の隙間に面戸を入れてください。
理由は、石粒付き鋼板屋根の棟は、面戸があるおかげで雨水が棟の内部の中に入り込むことを防いでいるからです。
一般の金属屋根は、屋根本体の先端を立ち上げて堤防をつくり、雨水が棟の内部に入らないようにします。
一方で、石粒付き鋼板屋根は、屋根の表面に石がついているので屋根を折り曲げることが難しいです。
また、屋根と屋根を突きつけにして、テープを貼ってあげると、止水性が担保できますが、石がまぶされているので屋根の隙間に防水テープを貼ることも難しいです。
したがって、石粒付き鋼板屋根の棟板金の裏側には、屋根と屋根の隙間がある形になり、その隙間から雨水が中に入り込むおそれがある構造なのです。
そのため、この面戸がどうしても必要になります。
面戸をとりつけることによって、雨水の浸入を押し返すことができます。
見えにくい箇所なので、気にされる方は少ないですが、屋根の内部の構造がどうなっているのか、この辺りもぜひ理解を深めていただければと思います。
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