【商品名】長州力文鎮「重すぎて形変えてしまうぞ」
【商品説明】長州力本人の顔を3Dスキャンし、顔のデータそのままを精密鋳造で金属化した、リアルすぎる文鎮。表情の違う2種類のラインナップで販売中！
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だが、長州引退興行の直前、97年12月27日に、猪木の引退報道が出た。
そして、１週間後の東京ドーム。長州の引退試合後に事件が起きた。
長州が試合を終え、最後のあいさつを終えたところで、猪木がリングに上がったのだ。
マイクを持った猪木は言った。
「私と長州のカウントダウンが逆さになってしまいました。4月4日、この東京ドームにおいて最後の試合をさせていただきます」
こう宣言した猪木は、話し終えるといつものように「ダー!」で締め、完全に長州の引退試合の空気感を消してしまったのである。
そして4月4日。ドーム史上過去最高となる7万人の観客動員数を記録するなか、猪木は、彼の最後の対戦相手を決定するための不可解なトーナメントを勝ち上がってきたドン・フライを、わずか4分9秒、グラウンドコブラツイストで退け、リングを去った。
猪木と長州。新日本の歴史において最も上位に位置するビッグネームの2人は、こうしてわずか3ヶ月のスパンで立て続けに引退していった。
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