振付家モーリス・ベジャールが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』をもとに東京バレエ団のために1986年に創作したバレエ『ザ・カブキ』。同団創立60周年記念シリーズのひとつとして、6年ぶりに上演されます。
開幕直前の10月初旬、東京バレエ団のスタジオで行われたリハーサルを動画で取材しました。
今回の上演にあたっては、『ザ・カブキ』初演時に芸術監督を務め、自身も伴内役を踊った溝下司朗さんが特別指導。「東京バレエ団の稽古場に足を踏み入れたのは19年ぶり」と話す溝下さんに、ベジャールから教わったことや、ベジャール作品を踊るうえで大事なことなどを聞きました。
そのほか、本公演でデビューとなる由良之助役の宮川新大さん、顔世御前役の金子仁美さん、第2幕の討ち入りで2ndヴァリエーションを踊る井福俊太郎さんのコメントも合わせて収録。
ぜひお楽しみください。
〜取材した日の主要キャスト〜
由良之助:宮川新大
顔世御前:金子仁美
おかる:秋山瑛
勘平:大塚卓
直義:安村圭太
師直: 柄本弾
塩冶判官:南江祐生
伴内:池本祥真
定九郎:岡﨑司
遊女:中川美雪
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