円周率は3.14...であり、円の周りの長さや面積を求めるために使うという知識は、文理問わず多くの方が知っていると思います。数学の定数の中で円周率は異例の知名度を誇ります。
しかし、『円周率はどのようにして求められるのか?』とか『そもそも何を表しているの?』というもう少し突っ込んだことを聞くと、知名度のわりに言葉に詰まってしまう人が多いのも事実です。
実は、円周率は円周の公式から何を表しているのか簡単に確認することができます。
円周の公式は『円周=2πr』なので、少し変形させれば
π=円周/2r(2rは直径)
つまり円周を円の直径で割っただけなんですね。
定義自体はとてもシンプルですが、考えてみると奥が深く、不思議な性質を持つんです。
例えば、円周率に終わりはありません。また、どこかで循環することのない無理数です。
無理数ということは、『少数第○○位は△△である』と導くような公式が作れないということです。だから頭から順番にがんばって計算するしかないんです。
今回は、この不思議な円周率という定数を様々な方法で測ってみました。
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#数学#円周率