MENU

Fun & Interesting

おいら船乗り(かつお船小唄 )作者不明  唄 畑祥人

pt sachito 34,130 lượt xem 9 years ago
Video Not Working? Fix It Now

三十数年前、高校3年生。僕らの学校は3年に上がると「大型実習船しろちどり」で遠洋航海実習があります。同じ科の生徒20人足らずが約ひと月あまり同じ船で寝食をともにし、文字通り同じ釜の飯を食いながらのカツオ一本釣りの実習中、夜、部屋にはいるとみんなでこの歌を唄い元気をなくしている非力な仲間や船酔いで苦しむ仲間を励まし荒海と戦い抜きました。この元歌はもっとテンポもよく何より威勢のよい曲で皆思い思いの地名や愛する人の名前を歌詞に盛り込んで漁師のあいだで歌い継がれてきた曲です。
30年位前はスナックのカラオケにもあったのですが今はネットでもなかなか探しだせません。

かつお船小唄

おいら船乗りかつお船乗りよ
金波銀波の荒波越えてよ
誰とて見送る人さえ無いが
泣いてくれるはあの娘ひとりよ

土佐の清水で氷を積んで
足摺岬を取り舵(左舷)に見るのよ
港、港で氷を積んで
八丈の沖でカツオを釣るのよ

パッと飛び散る散水機にも
可愛いあの娘の面影浮かぶよ
ふつ日みっ日で満船すれば
イヤなワッチ(見張り)も苦にはならぬよ

まわせまわせの全速力で
唸るエンジン心も躍るよ
睨むコンパス 片手にラット(舵輪)
急げあの娘の待ってる港へ
急げあの娘の待ってる港へ

Comment