正信偈念仏偈
親鸞聖人が『教行信証』行巻に、浄土真宗のみ教えを簡潔に示された讃歌です。
阿弥陀さまのご本願を信じ、『仏説無量寿経』やインド・中国・日本の七人の高僧の導きによって、お念仏のみ教えにめぐり遇えた喜びを深く感謝されています。和讃は、『教行信証』のお心を和語(日本の言葉)で讃えられた歌です。
第八代蓮如上人は、正信偈念仏偈と和讃に念仏を加えて、浄土真宗の勤行(おつとめ)と定められました。
●お葬式を終えた後に行うお参り
・中陰法要(初七日〜満中陰(四十九日))とは
遺族自身が阿弥陀さまのお心をいただきながら、悲しみから立ち直っていくための機縁となる法要です。
初七日〜満中陰(四十九日)まで毎日お勤め
①仏前(位牌、遺影、遺骨)に手を合わせて『南無阿弥陀仏(なんまんだぶ)、南無阿弥陀仏(なんまんだぶ)』と数回お念仏を称(とな)えましょう。
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②動画に合わせてお経を読んでみましょう。
※声に出して読むことで亡き人と一緒にお経を聞かせて頂きましょう。お経本があると良いでしょう。お経本をお持ちでない方はご相談下さい。焦らず、丁寧に勤めましょう。
初七日、二七日、三七日、四七日、初命日、五七日、六七日、満中陰(四十九日)には仏前のお供えを整えお迎えしましょう。ご家族で集まったり、故人と縁のあった方々にお声をかけて一緒にお参りすることも良いでしょう。
亡き人はどこへ?
先立たれた方はかたちやこだわりを超えて、阿弥陀さまの浄土に生まれ、仏さまとなっていつでもどこでも私たちに寄り添い、一人ひとりを輝かせようとはたらいておられます。
私達はその御心を頂き手を合わせお念仏申します。
四十九日を終えた後は
引き続き仏前に手を合わせお念仏申しましょう。
祥月命日、百か日法要、初盆参り、彼岸にはお供えを整えてお参りしましょう。家族、ご友人なと縁のある方と集まり故人を偲び語らいの時間を設けるのも良いでしょう。
仏さまはご自身が亡き人を縁として手を合わせお念仏を称えておられるお姿をよろこび再び出逢う事を願っていることでしょう。心豊かな人生を歩んでまいりましょう。合掌お念仏