「ナベツネ」――その渡辺恒雄の名を聞けば、政治家は顔色を変え、プロ野球界は騒然となり、新聞業界は沈黙した。
尊大な態度と独善的な手法で敵を作ることを厭わず、「悪名は無名に勝る」と言わんばかりに98年の人生を突き進んだ渡辺恒雄。
ナベツネの通称で知られるが、本来はワタツネと呼ばれ圧倒的世論操作力で君臨してきた渡辺恒雄。独裁者として偉大なジャーナリストとして発言をするたび批判もついて回ったが極めてスケールの大きい人物であったことには疑いの余地はなかろうと思います。
98年にわたる彼の人生は一本の長編映画として十分に成立するほど濃密なものだったし、この動画一本で微に入り細に渡りナベツネを紹介するには余りにも無理があります。
なのでこの動画では、そんな渡辺恒雄の知られざる生立ちから、政治記者時代を経て君臨するまでの軌跡を深掘りしていくので最後までご覧ください。
#渡辺恒雄#独裁者#黒幕
【動画の目次】
00:00 イントロ
01:20 生い立ち~青年時代
08:28 読売新聞社に入社。決死のスクープ
10:14 政治部配属(鳩山一郎の番記者)
13:03 大野伴睦の番記者で頭角を現す
16:21 大野派の閣僚推薦権を握る
19:00 児玉誉士夫との出会い
22:37 ナベツネと中曽根の関係
23:12 ナベツネ、中曽根、児玉の仲とは
26:45 日韓国交回復に暗躍する
30:03 ワシントン支局になった経緯
31:58 最強の新聞記者へ驀進
36:01 大連立を画策する
37:04 独裁者はキンタマ握る
38:42 終わり
【参考資料】
『渡邉恒雄回顧録』中央公論新社
『独占告白 渡辺恒雄 戦後政治はこうして作られた』新潮社
『渡邉恒雄 メディアと権力』魚住昭/講談社
『黒幕の戦後史』田原総一朗・佐高信/河出書房新社
『君命も受けざる所あり』 渡辺恒雄/日本経済新聞出版社、
『昭和の黒幕100人』宝島社
『週刊新潮・1月2日9日新年特大号 新潮社