青空文庫様より朗読させていただきました。https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/files/57556_75453.html
初出・・・「面白倶楽部」大日本雄辯會講談社1954年（昭和29年）5月号
武家の出身でありながら絵師の道を選んだ三宅栄三郎は、才能を買われ大きな仕事もくるようになったが、その時は製作中の襖絵の出来に満足できず悩んでいた・・・。
【主な登場人物】
三宅栄三郎(古渓)・・・絵師。旗本の三男だが勘当され角屋金右衛門の世話になる。
角屋金右衛門・・・鳥羽港で回船と海産物問屋を営む。
おみね・・・金右衛門の女房。
おけい・・・金右衛門の娘。
おつる・・・「新水」という茶屋の芸妓。
石川孝之介・・・藩の家老石川舎人の長男。
横井宗渓・・・栄三郎の絵の師匠。
おまさ・おさと・・・｢桑名屋｣の女中。
【もくじ】
00:00 1.
09:17 2.
16:57 3.
27:30 4.
37:54 5.
46:46 6.
52:53 7.
01:02:11 8.
01:13:10 9.
01:23:36 10.
01:33:14 11.
01:42:55 12.
01:52:46 13.
山本 周五郎
（やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日）は、日本の小説家。
本名：清水 三十六（しみず さとむ）。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。
ボイストレーナー・朗読家の あべよしみです。
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