『返らじと かねて思へば梓弓(あずさゆみ) なき数に入る名をぞとどむる』
(放たれた矢は二度と戻らない、私もまた生きては還るまいと思い戦いに行く。この如意輪堂の扉に鬼籍に入る名を書き残しておこう)
太平記の名場面です。
数ある辞世の詩のなかでも良く知られたものの一つです。
父楠木正成(まさしげ)亡き後、劣勢に立たされた南朝の期待を一身に背負った若武者楠木正行が、死を覚悟しての出陣です。
~目次~
1:14 生年
2:42 青葉茂れる桜井の
4:32 後醍醐天皇南朝を開く
6:13 北朝軍の楠木本拠地攻撃
7:56 正成の後継者として大切に扱われる
9:16 正行の戦い
10:39 天皇への暇乞い、父と同じ決死の出陣
12:22 四條畷の合戦
13:59 正行の最期
脚本・監修:歴史の細道
#歴史の細道
~画像~
mariemon - mariemon撮影, CC 表示 3.0, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2070076による
I, KENPEI, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11071134による
By Yanajin33 - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23814457