感度電流の違いによるブレーカの動作を実験をしながら紹介します。
・漏電ブレーカには定格感度電流があります。一般的には30mAですが15mAやもっと小さなものもあります。大きな建物では100mAや200mA、500mAなど切替ができるものもあります。
・感度電流に差をつけて小さくすることで漏れ電流が少しずつ上がってきた場合は感度電流の小さなブレーカが落ち、全停電しにくいようにしています。
・一度に大きな漏れ電流の場合は、感度電流に差をつけていても落ちてしまうことがあります。
・感度電流を500mAなどに上げれば落ちにくくはなりますが、感電した場合は大変危険です。
・感電死を防ぐ為、電灯盤には感度電流30mAの漏電ブレーカが取り付けられていることが多いです。
※30mAが必ずしも安全と言うわけではなく、厨房や水場のコンセント回路には予算的な了解をいただければより感度の高い15mAなどを取付しています。
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