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高田みづえ 踊ってアモーレ

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この「踊ってアモーレ」という秀逸な楽曲についてぶっちゃけたことを言ってしまいますと、この歌めっちゃ好きだったので、いの一番に「この歌が好き」と言ってみたかったのですが、一歩遅くアメジスト様に先を越されてしまい、素直に「同感です」と言えばよかったものを、思い入れが強すぎたからなのか、先を越されてちょっぴり悔しかったのか、これまで何となく言いそびれてしまっていました。「だめね、あたし」です(+_+)
80年代に入り、「私はピアノ」の大ブレイクを経て、見事に垢抜けて美しくなったみづえちゃんがリリースした名アルバム『恋人たち』は、まさに「ニュー高田みづえ」の登場をファンの前に印象付けていますよね。前作『イマジネーション』にもその萌芽は感じられますが、『イマジネーション』にはまだ『ふり向けば秋』寄りの素朴さが感じられるので、都会的で洗練されたアイドル・ポップスシンガーという評価は『恋人たち』で定まったということができるでしょう。その『恋人たち』の巻頭を飾る「踊ってアモーレ」は、ある種の「衝撃」をもって迎えられたように思います。自分にとってこの曲は、何と言ってもメロディーやアレンジが「カッコいい」んですよね。それでいてこの歌の主人公は、ちょっと恋愛に不器用な等身大の若い女性という風に描かれていて、とても魅力的だと思います。「急に変わるリズムにあわてて」の部分は、「ディスコ(^^;」で踊っていると急にBGMのリズムが変わってあわてちゃうという、彼女の不器用さを表している場面ですが、同時に彼女の「恋愛リズム」が急に変わって、「こわいものなどない」と思っていた彼氏への気持ちが「しょせんは空騒ぎ」へと変化してしまう様を表していると思います。相変わらず竜真知子先生の筆が冴えていますね。この曲によって、「高田みづえ」の中に秘められたポップスシンガーとしての、そして女性としてのポテンシャルが一気に花開いた印象があります(*^^*)
80年代初頭にリリースされた高田みづえのオリジナルアルバム、『イマジネーション』(1980)、『恋人たち』(1981)、『プリズム』(1982)の3作品ですが、それぞれの巻頭を飾る楽曲「誘われてサンバ」「踊ってアモーレ」「哀しみのレイニイ・ウェイ」が、いずれも「竜真知子×馬飼野康二」コンビ作品であることは、決して偶然ではないんでしょうね(『イマジネーション』の巻頭曲は「私はピアノ」なんですが、アルバム曲としては「誘われてサンバ」が巻頭と言っていいと思います)。自分はこの3曲を「竜馬コンビアルバム巻頭3部作」と(勝手ながら)位置付けているのですが、この3曲は、高田みづえの全盛期「シーズン3」を鮮やかに彩る3部作として、自分の中ではかなり印象的に刻まれています(;^ω^)

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