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新コーナー「 #厨房観測 ～お店の厨房見せて～」
店内に複数台カメラを仕掛けて、ランチのピークタイムを厨房観測！
普段見られないお店のウラ側に密着しました。
“盛り”が評判！札幌の人気定食店のウラ側
手稲区にオープンして４年目、「大衆食堂 田ざわ」
昼は食堂、 夜は“やきとり居酒屋”として営業しています。
ランチタイム１時間前。厨房ではスタッフの皆さんが、定食の準備に取り掛かっていました。
普段どれくらいの量のお米を炊いているのか聞いてみると…
店長 村田さん：「ランチでだいたい５合を１０回ぐらい。ある程度炊いといて営業中もずっと炊きながらって感じ」
この日のランチタイムは、店主の田澤さんと妻の美紀さん。
そして、店長の村田さんの３人体制で回していきます！
午前１１時、お昼の営業スタート！
今回特別に、店内に数台カメラを置かせてもらい、ランチのピークタイムを厨房観測！
するとさっそく、最初のお客が来店。
客：「すんげぇ おなか空いた。オムライス大盛で！」
この日最初の注文は、オムライスとチャーハン、いずれも大盛！
店長の村田さんは、手際よく同時進行で作っていきます。
ちなみに、２食ともご飯の量は、なんと７５０ｇ！
この“盛の良さ”が人気のポイントなんです！
客：「いつも来ます。おいしいです」
大衆食堂というだけあり、ご飯物から麺類までメニューも豊富で、約２０種類！
熱々の鉄板で出す焼きそばも人気メニューのひとつ。
そして、なかでもお店の看板メニューが…
やきとり定食！３０種類ある串の中から、好きな串を５本選ぶことができるんです！
店主おすすめは、豚のホルモン“赤モツ”や“ひぞう”
夜は、やきとり居酒屋だからこそできる、ランチメニューです！
店主 田澤さん：「豚たくさん食べたいなとか鶏たくさん食べたいなという日もあると思うんですけど、日によって内容が変えられるので。そこがたぶん支持されているひとつの要因かなと思う」
“やきとり”担当は、元大手やきとりチェーンに勤めていた、店主の田澤さん！
焼き方にも、こだわりが！
店主 田澤さん：「ガスは火加減が均等ではないので、入れ替えて同じタイミングで焼きあがるようにする。」
一度にやきとりのオーダーが入っても、火加減の強弱を上手く使い分けることで、同時提供を心掛けているんだそうです。
ちなみに、各定食ご飯の大盛は無料！
１杯約４００ｇで、常連客からはマンガ盛と呼ばれているそうです。
お昼１２時。店内ほぼ満席のなか、７名の常連客が来店！
常連客：「牛すじ煮込み定食の人！はい ５人前」
常連客にファンが多いのが“牛すじ煮込み定食”
しょうゆと味噌でじっくり煮込んだ、プリプリでやわらかい“牛すじ”がご飯とよく合います。
実は、店主の田澤さんにとって、特に思入れが強いメニューなんだそうです。
店主 田澤さん：「私の父が牛すじの煮込みが好きで。親孝行のつもりではないんですけど…」
店主 田澤さん：「牛すじ煮込みをたくさんの人にも食べてもらいたいなと。美味しいという評判が立てば父親も喜ぶかなと思う」
お店がオープンして４年。今では、たくさんの人に愛されるメニューとなっています。
お昼の１２時を過ぎると厨房のなかは、大忙し！
３人のチームワークで、どんどん定食が作られては、お客のもとへと運ばれていきます。
妻 美紀さん：「からあげハーフです」
客：「なんまら うまそうでしょ」
少しオーダーが落ち着いた厨房。
夫婦並んで、作業していたのは…食器洗い！
仕事の効率がスムーズに流れるように、手が空いたスタッフが、その都度キレイにしておくんだそうです。
妻 美紀さん：「２７６円のお返しとレシートです。皆さんで食べてください」
番組スタッフ：「いま渡したのは？」
妻 美紀さん：「ハッピーターンです」
会計後、お客にサービスしているのが、お菓子の“ハッピーターン”
少しでも幸せが訪れるようにと、思いを込めて渡しているそうです。
ランチタイムを終えたばかりの厨房では、早くも次のやきとりの仕込みを行っていました。
普段どのくらい準備しているのか聞いてみると…
妻 美紀さん：「１日３００本ぐらいです。“美味しくなれ”と思いながら刺しています。」
店主 田澤さん：「年代問わず 居心地の良いお店を心掛けています。皆さんでぜひ当店をご利用していただければなと思います」
【大衆食堂 田ざわ】
住所：手稲区曙４条２丁目
電話：０１１‐６８８‐８７４２
営業時間：ランチ 午前１１時～午後３時
※午後２時半ラストオーダー
※掲載の内容は番組放送時（2025年月日）の情報に基づきます