林部智史さんの歌声が紡ぐ『秋冬』は、その調べが胸に沁み渡り、時を超えた感情の波が今も私を揺さぶります。 その旋律に宿る哀愁は、懐かしさと切なさが入り混じる不思議な感覚を呼び覚まし、まるで心の奥底に眠る情景を優しく揺り起こされるようです。
昨夜眠れないまま一気に作り上げた、つたない動画で申し訳ないです。
が、名曲は、いつの時代にも語り継がれるものだと思います。
どうぞ、その哀感に身を委ねてみてください。
その旋律に耳を傾けたら、あなたもきっと切ない美しさを感じることでしょう。
「秋冬」
唄:林部智史
作詞:中山丈二 作曲:堀江童子
しゃれた日焼けに 涙が流れる
あぁ 秋かしら
やさしく 説くように 別れを告げた あなたでした
心の水面に さざ波が立って
あぁ 秋ですね
鏡を見つめて小さな声で
一人でつぶやく 秋の詩
季節の変わり目を
あなたの心で知るなんて
もう恋も もう恋も 終るのね
好きな曲ばかり ラジオに流れる
あぁ 秋かしら
私のわがままに いつも微笑んだ
あなたでした
深い空から枯葉が舞って
あぁ 秋ですね
あなたが返した 合鍵が似合う
無口な私になりました
季節の変わり目を
あなたの心で知るなんて
もう恋も もう恋も 終るのね
別れの北風が
あなたと私に吹き込んで
もう冬も もう冬も 近いのね