日蓮聖人は、佐渡へ向けて出発の前日、鎌倉の土牢に投獄されていた5人の弟子にお手紙『土籠御書』を書かれました。弟子を励まし、法華経修行者のあるべき姿を説いた、師弟の深い関係がうかがえるお手紙です。このお手紙が書かれた文永8年10月9日から佐渡の塚原に到着する10月28日までをお話しています。