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「飲み込み型センサー用の胃酸電池の開発」 東北大学 多元物質科学研究所 金属資源プロセス研究センター 教授 本間 格

新技術説明会 channel 647 lượt xem 4 years ago
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「東北大学 新技術説明会」(2020年7月16日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/tohoku/2020_tohoku.html

【新技術の概要】
医療情報モニタリング用の飲み込み型あるいは口腔内バイオセンサー用の生体適合性マイクロ電池。当該電池は飲み込んだ後に胃の中で胃酸を素子内部に取り込むことで発電する胃液蓄積電池素子を提供する。シリコンチップ上にMEMS加工技術を用いて作製したミリメートルサイズの超小型電池でありセンサー電源に利用出来る。

【従来技術・競合技術との比較】
現状、胃液などの体液で駆動する発電素子は存在しない。本技術はシリコンMEMSを用いて胃液で駆動する超小型電池を提供する。飲み込んだ後、長時間十分な電力供給が出来る発電素子があれば飲み込み型バイオセンサーを駆動させることができ、人間の健康モニタリング用途の高性能なバイオセンサーなどに利用出来る。

【新技術の特徴】
・シリコンMEMSを用いた超小型電池
・胃液で駆動する発電素子
・生体適合性の電池

【想定される用途】
・医療情報モニタリング用の飲み込み型あるいは口腔内バイオセンサー
・早期ガン診断、糖尿病など疾病センサー
・健康モニタリング用のウェアラブルなバイオセンサー

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