賃貸の退去時には、物件の傷を修理するなどの原状回復が必要です。そして、その修繕費用等は敷金から差し引かれて、敷金の残額が返ってくるのですが、思ったより返ってこなかったという経験はありませんか？
本来、自然損耗の範囲内であれば修理しなくてよいのですが、自然損耗なのか原状回復の対象なのかで大家さんと借主が揉めることは少なくはありません。
実は、自然損耗の範囲や原状回復に関しては、国土交通省がガイドラインを出しています。
しかし、何ページもあるし、難しく書いてある部分もあるしで全部読むのは大変かと思います。そこで、今回は本当に基礎となる知識と、みんなが気になるであろう部分を分かりやすく解説いたしました。
【講師～武山茂樹について】
・２０１４年弁護士登録（第二東京弁護士会所属）
・不動産を中心とする企業法務から、相続・離婚・交通事故といった個人法務まで幅広く対応
・２０１０年から法律系予備校講師
・公務員（法律系）や宅建の講師からキャリアを始め、現在は大手資格予備校で司法試験を教える
・（株）エントラストパートナーズ取締役
・Ｍ＆Ａの仲介や不動産の情報提供などで辣腕を振るう
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