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【リモート参拝】紅葉と歴史が織りなす癒しの禅寺~山口県長門市「大寧寺」と「長門豊川稲荷」を巡る旅~

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いつもご視聴ありがとうございます。 本日ご紹介するのは、山口県長門市にある名刹「大寧寺(たいねいじ)」です。大寧寺は、その歴史の重みと自然の美しさを兼ね備え、訪れる人々の心を癒す場所として知られています。今回の訪問は二度目となりますが、改めてその魅力を感じることができました。広大な境内を包む静寂、歴史を感じさせる建造物、そして四季折々の自然が織りなす風景は、訪れる人々をまるで時を超えた旅へと誘います。無料駐車場も完備されており、アクセスの良さも魅力のひとつです。 前回の訪問 https://youtu.be/PVeisnVZaJA 大寧寺の歴史 大寧寺の創建は応永17年(1410年)に遡ります。この寺は、長門国深川城主であった鷲頭弘忠(わしずひろただ)が、能登国總持寺の禅僧である石屋真梁(せきおくしんりょう)を招いて、城内に「康福寺」を創建したのが始まりとされています。しかし、康福寺はその立地の近さから人里の喧騒を避けられず、石屋真梁の高弟である智翁永宗(ちおうえいそう)が協力を仰ぎ、現在の地に寺を移転。その際、寺号を「大寧寺」と改め、山号を瑞雲萬歳山(ずいうんばんぜいさん)としました。 その後、大寧寺は曹洞宗の名刹として高い地位を誇り、特に總持寺の直末寺として重要視されました。戦国時代には、大内氏の香華院(こうげいん)としても庇護を受けてきました。大内氏の一族がこの寺を支えた背景には、領地の繁栄と家族の平安を祈る心があったことでしょう。 「大寧寺の変」と義隆公の最期 歴史的な転換点となったのは、天文20年(1551年)に起こった「大寧寺の変」です。この事件は、大内義隆(おおうちよしたか)が家臣である陶隆房(すえたかふさ)の謀反に遭い、山口から脱出した末に大寧寺へ逃れたことから始まります。義隆は寺に籠り、追い詰められる中で戒名を授けられた後、自刃。その後、寺も焼失しました。この悲劇的な出来事は、日本の戦国時代の権力争いの象徴として語り継がれています。 義隆の逸話の中で、彼が最後に姿を映して最期を悟ったとされる「姿見の池」も、大寧寺の境内に存在しています。この池を眺めると、彼の無念や覚悟が胸に迫るようで、歴史の生々しさを感じることができます。 江戸時代から近現代へ 江戸時代には、益田元尭(ますだもとたか)によって山門が再建されるなど、再興の努力が行われました。また、文政12年(1829年)には本堂の建て替えや増改築が行われ、寺の規模はさらに拡大しました。しかし、明治維新後の廃仏毀釈の波が大寧寺にも押し寄せ、寺は次第に荒廃していきます。その後、昭和40年代以降、歴史的価値が再評価され、県や市によって文化財に指定されるなど、保護が進められました。 平成22年(2010年)には、開創600年記念事業として歴史資料館「虎渓殿」が開館。この施設は大寧寺の歴史や文化をより深く知ることができる場所として、多くの来訪者を迎えています。また、現在は山門再建のための浄財が募られており、寺を未来へと受け継ぐための努力が続けられています。 大寧寺の四季折々の風景 大寧寺を訪れる際の大きな魅力のひとつは、境内を彩る四季の風景です。特に秋の紅葉は絶景で、イロハモミジやイチョウなど約120本の木々が鮮やかに色付きます。寺の前を流れる大寧寺川に架かる赤い虎渓橋(こけいばし)は、紅葉とのコントラストが見事で、写真撮影の人気スポットとなっています。 また、11月1日から12月中旬にかけて行われるライトアップでは、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が楽しめます。夜空に浮かび上がる紅葉と古刹の建造物は、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。 長門豊川稲荷と三条実美公 境内には「長門豊川稲荷」が祀られています。これは昭和36年(1961年)に愛知県妙巖寺の豊川稲荷から分霊を勧請して創建されたもので、福徳成就や国土安穏を祈る人々に親しまれています。この稲荷の歴史には、幕末の激動期に三条実美(さんじょうさねとみ)公を保護した大寧寺の住職、簣運泰成(きうんたいじょう)和尚のエピソードが深く関わっています。 最後に いかがでしたでしょうか。今回は、山口県長門市にある歴史と自然が調和した名刹「大寧寺」をご紹介しました。歴史の足跡を感じながら、静寂に包まれた境内を歩くと、日常の喧騒から離れ、心が洗われるような感覚を得られることでしょう。ぜひこの動画を通して、大寧寺の魅力を感じていただければ幸いです。 #リモート参拝 #大寧寺 #長門豊川稲荷 #山口県 #パワースポット #バーチャル旅行 #在宅 #風の時代 #紅葉 #GoProHERO8 #DaVinciResolve #MacBookAir

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