「中村仲蔵」
相中から名題になった中村仲蔵についた役は、忠臣蔵五段目の斧定九郎の一役。山崎街道で夜具縞のどてらにたっつけをはいて草鞋姿、山岡頭巾を被って与市兵衛を追っかけて出て来るという山賊の出で立ちだ。元来、名題のやる役ではない。だが芸熱心な仲蔵は家老職のせがれの定九郎を新しい演じ方で垢ぬけた定九郎をと考えるが良い知恵が浮かんでこない・・・
八代目 林家 正蔵 (彦六)
正蔵の名跡は蛯名家より借りていたもので、いずれは名跡を三平に返上するつもりでいたが、三平の好意により終生正蔵を名乗る事とし、自らの死後三平に返上する事にした。しかし1980年三平の急死に伴い、正蔵の名跡を海老名家に返上し「彦六」に改名したので俗に「彦六の正蔵」と呼ばれた。他にも居住地の「稲荷町(の師匠)」また性格から「トンガリの正蔵」とも呼ばれた
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