一級建築士で、職業訓練指導員Youtuberの「わっち」です!
今回は腐る外壁の構成について解説します。
築40年ほどの木造住宅の外壁はモルタル塗り壁が多く、壁の中の断熱材も50㎜程か入っておらず、壁の中には床下から空気が流れています。
構造体としては耐久性が良いのですが、断熱材の効果が無く冬はとても寒いです。
最近の住宅の外壁はサイディングが主流となっています。また壁の中も柱と同じ厚さの断熱材が充填されています。
断熱・気密性は格段に向上していますが、新たなに気を付けないといけないのは、壁内結露と通気不良による外壁材の劣化です。
サイディングはセメント板に表面を塗装仕上げしている材料です。雨水が外装材の裏側にまわった時、通気層がないと、サイディングが水を吸ってしまい、凍害や反りなどによる劣化が起きてしまいます。
また、壁内結露の観点から、外壁下地・耐力壁として使う面材の選定にも検討が必要です。
この動画では、外壁の通気層の重要性、内部結露の発生原因、外壁につかう耐力面材について説明します。
「新築・中古戸建購入を検討している」
「外壁の構成を何にしようか悩んでいる」
「壁内結露が気になる」
「サイディングの通気工法について知りたい」
という方の参考になれば幸いです。
これからどんどん動画をアップしたいと思います!
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