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七面山は、山頂に近い平坦地に身延山久遠寺に属する敬慎院があり、身延山を守護する、七面大明神が祀られている霊山です。登詣道は表参道と裏参道の二つ。今回は表参道を往復しました。
参道の始まりから、敬慎院までは大きな段差もなく、道幅も広く、とても整備された参道です。石灯篭が一丁目毎に配置され、ベンチや休憩所もあります。森の中を進むため基本的に展望はありませんが、二十九丁目には甲府盆地方向に視界が開けるポイントがあります。そして四十九丁目、髄身門は、眼下に身延山を、天子山地を圧する、大きな富士山を望むことができます。
七面山の山頂はそこからさらに1時間ほど登ります。サルオカゼの舞う森を抜け、ナナイタガレの崩落地の縁を進みます。崩落地から望む富士山は絶景ポイント。まるで天国と地獄の情景を同時に体感できる場所です。山頂は急な坂道を登った森の中です。
とにかく遠く険しい道のりの七面山の山頂。
針の山のようなナナイタガレの恐ろしい崖。
そして、よくぞこの山深い場所に重厚な建物を造った、と思える熱い信仰心。古来よりの、日本の信仰に触れる山行になりました。
■撮影年月:2024年2月
■利用駐車場:七面山登拝者駐車場
◆動画内で、山岳同定や樹木、お花の名前を表記していますが、間違っていたらごめんなさい。