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『枯渇しないエネルギー源「核融合」の実現にコンピュータで挑む​​』河村 学思(核融合科学研究所 助教)

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自然科学研究機構 第10回若手研究者賞 受賞記念講演 シミュレーションで見る核融合プラズマ  枯渇する心配のないエネルギー源と聞いて、どう感じるでしょうか?電気はあって当たり前のインフラですから、生活がすごくよくなるというものではないかもしれません。でも、文明の持続・発展に必要不可欠なものを未来のために作る研究だ、と言い換えると、わくわくしませんか?  水素の核融合反応を持続的に安全に起こすために、装置内にプラズマという高温のガス(と書くとウソになるのですが講演ではきちんと説明します)を閉じ込めて、その中で反応を起こさせ、燃えカスであるヘリウムを回収します。原理はこれだけなのですが、一筋縄ではいきません。どう難しいのか、どのくらいまで来ているのかなどをご紹介します。  研究には実験・シミュレーション・理論など、さまざまありますが、私が行っているのはコンピュータを使ったシミュレーションです。どのように計算でプラズマを予測するのか、実験でどのように検証するのかなどを、最新の結果を使ってご紹介します。 <研究テーマ> Three-dimensional transport modeling of peripheral plasma in fusion devices (核融合装置における周辺プラズマの3次元輸送モデル研究)

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