蛇と弁財天は、弁財天が水神であることに由来して、弁財天の使いや化身として信仰されています。
弁財天と蛇の関係
弁財天はインドの河の神様であるサラスヴァティに由来しているため、川を思わせる蛇が眷属(神の使い)と考えられるようになった。
蛇は水の神様とイメージされ、まがりくねった河の流れと蛇の体が似ていることから、弁財天と蛇は習合していきました。
中世になると弁財天は宇賀神という蛇の神様と習合しました。
蛇は財運をつかさどる七福神唯一の女神である弁財天とのゆかりが深いことから、金運に結びつく生き物だと言われており、蛇の夢をみると縁起が良いと言われています
【大神神社】
三輪明神ともいわれ、日本最古の神社。この神社に本殿がないのは、後方にそびえる三輪山を御神体としているためで、古代の信仰形態を現在に伝えている。寛文4(1664)年、徳川家綱によって再建された拝殿(重要文化財)奥には、三輪鳥居とも呼ばれている三ツ鳥居(重要文化財)があり、古来より、この鳥居を通して御神体の三輪山が拝まれている。祭神は大物主大神
【天河大辨財天社】
日本三大弁天の宗家とされるこの天河大辨財天社は、水の精、弁財天女を祀ります。音楽や芸能の神様としても有名で、神前での能の奉納が毎年行われ、世阿弥も用いたとされる阿古父尉の面、能楽草創期からの価値の高い能面、能装束が多数奉納されています。ご祭神は中央に弁財天、右に熊野権現(本地仏:阿弥陀如来)、左に吉野権現(蔵王権現)がお祀りされており、神仏習合の形態を今も残しています
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