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統一思想 原相論 総集編

hanguru man 39 3 weeks ago
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統一思想をより詳しく学びたい方は ↓をご覧ください。 https://www.youtube.com/@UTItokyo/videos 統一思想研究院 統一思想要綱 P23~P25 第一章 原相論 すでに序文において述べたように、統一思想は人類のすべての難問題を根本的に解決することによって、人類を永遠に救うために現れた思想である。ところで、そのような難問題の根本的な解決は、神の属性に関して正確に、また十分に理解することによってのみ可能である。 神の属性に関する理論が原相論である。ここで「原相」とは、原因的存在である神の属性という意味である。神の属性には形の側面と、性質、性稟、能力などの機能的な側面がある。前者を「神相」といい、後者を「神性」という。 従来のキリスト教やイスラム教においても、神の属性を様々に表現してきた。すなわち、全知、全能、遍在性、至善、至美、至真、正義、愛、創造主、審判主などと表現してきた。統一思想の立場から見ても、このような性稟は神の属性に違いない。しかし、神の属性をこのようにとらえるだけでは、現実問題の根本的な解決は不可能である。 統一思想から見るとき、従来のこのような神の属性は神性である。ところが神にはこのような神性のほかに、より重要な属性があるのであり、それが神相である。統一原理でいう「神の二性性相」が、まさにそれである。神の神相と神性を共に、そして正確に理解することによってのみ、人生問題、社会問題、歴史問題、世界問題などの現実問題の根本的な解決が可能になる。 統一思想で扱う神の神相とは、二種類の二性性相(性相と形状、陽性と陰性)と個別相をいい、神の神性とは、心情、ロゴス、創造性をいう。本原相論では「原相の内容」という題目で神相と神性の一つ一つの内容を説明し、「原相の構造」という題目で神相のうち、特に性相と形状の相互関係を扱うことにする。 一 原相の内容 原相の内容とは神の属性の一つ一つの内容をいうが、ここに神相である性相と形状、陽性と陰性、個別相と、神性である心情、ロゴス、創造性のそれぞれの内容を詳細に、そして具体的に説明することにする。まず神相、次に神性を扱う。 (一) 神 相 (1) 性相と形状 神は性相と形状の二性性相をその属性としてもっているが、被造物の性相と形状と区別するために、神の性相と形状を本性相と本形状ともいう。神と万物の関係は創造主と被造物の関係であるが、この関係を原因と結果の関係とも見ることができる。したがって、本性相は被造物の無形的、機能的な側面の根本原因であり、本形状は被造物の有形的、質料的な側面の根本原因である。 神と人間との関係は父子の関係であり、相似の創造によって互いに似ているために、本性相は人間の心に相当し、本形状は人間の体に相当する。ところで、この両者は分離されている別々の属性ではなくて、互いに相対的および相補的な関係で中和(調和)をなして、一つに統一されている。『原理講論』に「神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体である」(四六頁)とあるのは、そのことを意味するのである。したがって正確にいえば、神相は本性相と本形状が中和をなした状態なのである。 本体論の観点から見るとき、このような神相観は唯心論でも唯物論でもなく、唯一論または統一論である。なぜなら唯心論は本性相だけが宇宙の根本と見る立場に相当し、唯物論は本形状だけが宇宙の根本と見る立場に相当するからである。次に、性相と形状のそれぞれの内容について詳細に説明することにする。

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