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俳句の夏井いつき先生が高校生に特別授業「白いシャツ」という言葉を深堀りすると…環境問題が見えてくる?北海道東川町

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歯に衣着せぬ言い回しで芸能人の俳句を添削する、あの人気番組の講師が、北海道の高校にやって来ました。  深堀りのテーマは「洋服」です。  旭川市のとなり、東川町の高校の総合学習に登場したのは、HBCでも放送中の人気番組、「プレバト」に出演中の俳人、夏井いつきさんと、SDGsの第一人者で編集者の南麻理江さんです。 俳人 夏井いつきさん 「例えばこの『白シャツ』は夏の季語」  授業のテーマは洋服。深堀りするのは「白いシャツ」です。 俳人 夏井いつきさん 「君たちがどんなイメージを持っているのか、目で見える形にしてみよう…」  生徒たちは、手触り、匂い、味など6つの観点から、「白いシャツ」を分析、六角形で示していきます。 俳人 夏井いつきさん 「目の感覚は?」 生徒 「1です。(何色なら5ですか?)レインボー」 俳人 夏井いつきさん 「俳人たちはどんな五感で刺激を受けて、どんな作品を作っているのか」 「『イケメンの 転校生の 白いシャツ(山尾政弘)』 転校生がイケメンで白いシャツをかっこよく着こなしている、これは目の感覚でしょうか?」  五感を揺さぶる数々の俳句。  夏井さんの解説に、生徒たちはどんどん引き込まれていきます。  そして、驚きの展開へ。  洋服と環境の関係性に進んでいきます。 SDGsの第一人者 南麻理江さん 「1人の人間が7年間で飲む水が、ジーパン1本を作るのにつかわれている」  日本の家庭から焼却・埋め立てられる服の量は、1日あたり大型トラック120台分など、次々に驚きのデータが示されます。 俳人 夏井いつきさん 「『また買えばいいレベルの白シャツだった』 この事実を知ると『また買えばいいレベルの白シャツ』の考え方が変わってくる」  「白いシャツ」ということばから環境問題にまでたどり着いた生徒たち。  五感を磨くと見える景色ががらりと変わります。 生徒 「五感磨かれました」 「心にくる言葉の力があるんだなと実感しました」 俳人 夏井いつきさん 「最初の情報は五感。連想力をくっつけていくと認識が変わっていく。(生徒から)話を聞いてみたら、がっちり吸収しくれているなと思ってうれしくなりました」  夏井さんと南さんによる特別授業は、今後も全国の学校で行いたいとしています。2024年02月01日(木) 19時16分 更新 #北海道 #ニュース #HBC ◆HBCニュース チャンネル登録お願いします。 https://www.youtube.com/channel/UCCTp

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