第二次世界大戦に敗戦した日本は、米軍に北緯30度以南の奄美・沖縄を占領され
奄美諸島は8年余も米軍統治下におかれ アメリカの施政権下におかれた。
そのような中、奄美の復帰運動が活発化。 復帰運動の拠点は奄美大島名瀬市
だったが、米軍が沖永良部島と与論島の二島を切り離し 徳之島以北を日本に
返還するという いわゆる二島分離論の報道に 沖永良部島関係者は激怒。
一気に 島内でも二島分離返還論反対を叫び 奄美はみな同じをスローガンに
老若男女問わず復帰運動を展開した。
そして、昭和28年12月25日 クリスマスプレゼントとして奄美群島は
晴れて日本に復帰しました。
この番組は、平成15年の復帰50周年の節目を迎え 後世に知られざる
沖永良部島での復帰運動を伝承するため 復帰運動に携わった当時の
生き証人のインタビューも交えて制作した番組であります。