MENU

Fun & Interesting

【清元 幻お七】藤間 勘楊

藤間勘之介 4,151 4 years ago
Video Not Working? Fix It Now

【清元 幻お七】 義太夫 「八百屋お七」から 「お七」の恋心を中心に描いた演目です。 八百屋の家の娘である「お七」は 火事で家を失います。 そして仮の住まいとして お寺に身を寄せることになります。 「お七」は、そのお寺に居た 寺小姓「吉三」と出逢い、「お七」と「吉三」はお互い意識していきます。 やがて「お七」の家は再建されて 「吉三」と離れることになります。 「お七」は会いたいと強く想うあまり 「吉三」の幻覚を見るようになります。 『偲ぶ押絵の羽子板に いとしらしさの片えくぼ』では 羽子板の絵が「吉三」に見えて見惚れたり、 『(セリフ)お前は、吉さま』では 「吉三」の幻覚を見て、 『(セリフ)アレアレ、吉様を連れて何処へ、 ええ憎い恋知らず』では 「吉三」が連れ去られる幻覚を見ます。 十六歳頃の少女の、会えない恋人を強く想うあまりに その人の幻覚を見るほどに気が狂っていく悲劇の物語です。 #清元幻お七#藤間勘楊#日本舞踊

Comment