【岡山城】
日本100名城であり、烏城と呼ばれる漆黒の名城(岡山県岡山市)。
旭川とかつては五重の堀で守られた巨大城郭(梯郭式平山城)。
本動画では岡山城の散策ルート・歴史・構造を紹介します!
【散策所要時間】
〇天守閣等のメインどころのみ
約1時間~1時間半
〇本動画のルート
約3時間
【アクセス】
・JR岡山駅から徒歩約30分
・岡山電気軌道(路面電車)の城下駅から徒歩約10分
【歴史】
現在の岡山城は、豊臣秀吉による天下統一がなされた16世紀末に誕生し、江戸時代に完成したものです。
しかし、前身となる城は、さらに古く、南北朝時代の14世紀から存在したと記録に残っています。
岡山城には、岡山、石山、天神山という3つの丘があります。
最初の城は上神高直により石山に築かれました。城といっても館程度の建物であったと推測されています。
その後、金光氏が城主となりましたが、宇喜多直家に滅ぼされ、1573年より直家が城主となりました。
宇喜多直家の死後、子の秀家が跡を継ぎ、豊臣秀吉に仕えました。
宇喜多秀家は、豊臣秀吉に可愛がられ、秀吉の養女と結婚しました。
宇喜多秀家は、豊臣秀吉の一門衆の扱いを受け、57万石を有する大大名となりました。
これまでの城では手狭になり、岡山に本丸を移し、城の拡張工事を行い、現在の岡山城が誕生しました。
その後、石田三成率いる西軍と徳川家康率いる東軍が争った関ヶ原の戦いで、宇喜多秀家は西軍に味方しましたが、敗れ流罪となり、岡山城は小早川秀秋の領地になりました。
小早川秀秋は間もなく病死し、1603年以降は池田氏が城主となり、現在の岡山城を完成させ、明治維新まで岡山城を治めました。
【主な見どころ】
・天守閣
金の鯱(しゃちほこ)や桃瓦(ももがわら)も見どころ
・西の丸西手櫓(重要文化財)
・月見櫓(重要文化財)
・不明門(あかずのもん)
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