専門用語集(概要欄にも同様なものを張り付けてあります。)
DJI
ドローンメーカー
マトリス300(500)
DJIのドローンの機種名(ライダーを搭載可能)
ライダー(レーザー)
ドローン等に搭載されるレーザー光を照射して対象物までの距離や形状を計測する機械
GNSS(全球測位衛星システム)
人工衛星を利用して地球上の位置を計測する衛星測位システム。世界各国が持つ衛星測位システムの総称
RTK(リアルタイムキネマティック)
GNSS(全球測位衛星システム)の一種で、相対測位と呼ばれる方式を用いて高精度な測位を行う技術。
PPK(後処理キネマティック方式)
ドローンが撮影した画像のジオタグを、地上側の基地局のGNSSデータとマッチングして高精度な座標に更新する手法
RTKリンク
リアルタイムキネマティック(RTK)測量において、基準局と移動局間でデータをやり取りする仕組み
固定翼ドローン
機体に主翼が固定されており、その揚力で飛行するドローン。飛行機のような形状。
点群データー
3次元空間内の点の集合体で、位置情報(座標)や色情報などを含むデータ。そのデーターはライダー等計測機器により取得される。
クラウド
インターネットなどのネットワーク上でサービスとして提供されているコンピューターの利用形態や、そのサービス。
①ただ単にデーターを保存する場所
②取得したデータをもとに処理したサービスを提供するもの
マルチ(マルチスペクトルカメラ)
光の波長成分(スペクトル)を細かく分析できる分光カメラの一種
植物の健康状態や栄養分のモニタリング、害虫の検出、水分検出、材料の分別、静脈の検出による高精度な顔認証
赤色立体地図
数値標高データ(DEM)から、傾斜量を赤色の彩度で、尾根谷度を明度にして調製した新しい地形の立体表現手法
スターリンク
スペースX社が提供する衛星通信サービスです。低軌道周回する数千機の衛星を利用して、高速かつ低遅延のインターネット接続を実現しています
AI(アーティフィシャル・インテリジェンス)
日本語では「人工知能」を意味します。AIは一般的に、人間の言葉の理解や認識、推論などの知的行動をコンピュータに行わせる技術を指します。(NECソリューションイノベータより)
DX(デジタルトランスフォーメーション)
デジタル技術を活用して、企業や社会、生活の形やスタイルを変革すること。デジタル技術技能をいきわたらせることも含む。
スマート林業
ICT(情報通信技術)やロボット、クラウドなどの先端技術を活用して、林業の業務を効率化・省力化し、安全性を向上させる取り組み
ディープラーニング
AI(人工知能)が大量のデータから特定のパターンやルールを学習する技術。
機械学習
コンピューターが大量のデータを分析して、その中に含まれる規則性や関係性を見つけ出す技術
教師データー
AIモデルの機械学習において利用する、問題と正解がペアになったデータ
マルチスペクトルカメラ「モード説明」
【NDVI】
・この指標は、植生のクロロフィル(葉緑素)含有量に対して最も一般的に使用される
指標であり、植生の初期~中期における成長と栄養素に関する情報を提供します。
この指標を使用して植生の成長状況と範囲を監視することが出来ます。
【GNDVI】
・この指標は、NDVIで使用される赤色バンドの代わりに緑色バンドを使用します。
緑色バンドは表面のGNDVIを表し、植生が水不足、栄養不足、または成長後の
バイオマス不足に苦しんでいるかどうかを示すことが出来ます。
【NDRE】
・この指標は、NDVIで使用されている赤色エッジバンドに代わる赤色エッジバンドが
使用されます。この赤色エッジバンドは、赤色スペクトルから近赤外スペクトルへの
遷移区域のスペクトル領域です。NDREは、クロロフィルや糖度などの変数に基づいて
植生の後期における健康を管理するために使用されます。
【LCI】
・この指標は葉のクロロフィル含有量であり、植生の成長と収穫量を評価するための
重要な指標です。同時に、植物の栄養ストレス、病気、および老化を評価するための
指標でもあります。
【OSAVI】
・この指標は土壌調整植生指数であり、NDVIおよび関連する観測データに基づいています。
この指標は、植生に対する土壌状態の影響を排除するために使用されます。