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志ん朝 金馬 文枝 志ん生 花は桜木、人は武士って噺【落語】

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0:48花瓶 25:08紀州 38:51笑説・宮本武蔵 1:12:47井戸の茶碗 「花瓶」 珍品の花器を道具屋で探しているお侍さん。主人に勧められる花瓶には目もくれず、心に響く一品に引きつけられていた。道具屋に汚いものだからとか、”しびん”と言われても洗えばいいからと気にも留めない。明日国元へ帰るから土産にしたいと言うので、道具屋に悪い気が起きた。お客様は目が高いと褒めておいて、京都とここだけにしかない南蛮物の珍品、5両で売ってしまった。知らないとは恐ろしいもので大金をはたいて、白昼宿に裸で持ち帰りったのだが・・・。 三代目 古今亭 志ん朝 七代目立川談志、五代目三遊亭圓楽、五代目春風亭柳朝と共に、若手真打の頃から東京における『落語若手四天王』と呼ばれた。他にも同世代噺家の中では『東の志ん朝、西の枝雀』と称される。 「古今亭志ん朝」を名乗った他の2人は、いずれも名乗った期間が極めて短い。そのため「古今亭志ん朝」と記した場合、真打昇進から没するまで40年以上にわたって「志ん朝」を名乗り続けた三代目を指すことがほとんどである 「紀 州」 7代将軍・徳川家継が幼くして急死し、急遽、次代の将軍を決めなければならなくなった。その候補として上がったのは、尾州侯・徳川継友と紀州侯・徳川吉宗の2人。勢力は拮抗していて幕閣の評定で次代を決めることになった。さて、その最終日・大評定の朝…尾州侯が駕籠で登城する途中、遠くから鍛冶屋が槌を打つ音が聞こえてきた。 【トンテンカン、トンテンカン…】 尾州侯の耳には、その音が「テンカトル、テンカトル」と聞こえる。「これは瑞兆である」と大喜びの尾州侯だったが・・・ 三代目 三遊亭 金馬 古典を中心に持ちネタの数が非常に多く、爆笑落語から人情噺まで幅も広かった。登場人物の描き別けがきわめて明瞭で聴き取りやすく、よく練られた構成も無駄なく確かで「楷書で書いたような落語」と評される。老若男女、誰にでもわかりやすく、しかも過剰な演出はしない。ラジオの寄席番組に度々出演し、その芸風から親しまれた 「笑説・宮本武蔵」 吉川英治作 宮本武蔵のパロディだが、武蔵や小次郎を直接描くことはなく巌流島の決闘当日の見届け役から見た武蔵と小次郎を描いている。野次馬になることもなく日々の役割の一環として乾いた目線で見届けようとするのだが武蔵がこないので・・・。 六代目 桂 文枝 「いらっしゃーい!」「オヨヨ」「しっかりと!」のギャグが有名である。「オヨヨ」については、小林信彦から自著『オヨヨ』シリーズからの盗用であると抗議され、使用をやめた上で謝罪することとなったが三枝の「オヨヨ」は、俳優大河内傳次郎の物まねから派生したものであり、小林の主張は誤解だった。 タレントとして早くから頭角を現す一方で本業の落語の評価は高くなかったが、三遊亭圓丈の新作落語にヒントを得て、新作(創作落語)にウェイトを置くようになると落語での評価は急上昇していった。これは古典をほとんどやっていない早い時期に、司会者やタレントで人気が出始めたため、師匠にしっかり稽古を付けてもらえなかったこと、本来の上方落語の世界に出てくる大阪言葉に馴染めなかったことなどが理由とされている。立川談志は「(当初は)ただの若手の人気者だと思ってましたよね。とにかく新作落語で奥義を極めたんじゃないかな」と評している 「井戸の茶碗」 人から「正直清兵衛」と呼ばれるほど、正直者で知られる屑屋の清兵衛は、いつものように「屑ぃ、お払い」と屑屋の特有の掛け声で流し歩いていると、なりは粗末なだが器量のよい上品な娘に呼び止められる。裏長屋の家に行くと娘の父親がいて、仏像を引き取ってもらいたいと清兵衛に頼む。父親の千代田卜斎はもとは良い武家の出ながら、今は昼は素読の指南、夜は売卜をして、年頃の娘とふたりで貧しい暮らしをしていた・・・ 五代目 古今亭 志ん生 1890年6月5日東京生まれ 本人曰く4代目橘家圓喬の弟子 6代目圓生は志ん生について「芸の幅が五十をすぎて、パーッと開けちゃった」「人間はズボラだったが、芸にウソはなかった」「志ん生の芸は傷だらけ(中略)その芸も完璧なものじゃなかったわけで、人間描写もいい加減なところがあった」「小さく固まらなかったから、いつかその芸がなんともいえない独特の芸風にふくらんでしまった」口演の出来不出来が激しかったが、「そこがいかにも志ん生らしいところで」「志ん生さんにはフラがありましたが、あれも型があっての上での自在な間なんです。型のないものは芸じゃありません。」と評している。「完成した5代目志ん生」を見ると「天衣無縫」と思えるが、実際は売れない時代が長く、芸について苦労して非常に考えた上であの芸風を苦心して作り上げたことが窺える。 トークなしで純粋に落語だけを楽しみたい方はこちらでどうぞ 落語の蔵:https://www.youtube.com/@Repli455/videos #志ん生 #金馬 #文枝 #志ん朝 #花瓶 #紀州 #笑説・宮本武蔵 #井戸の茶碗 #落語

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