人気漫画「名探偵コナン」の作者で漫画家の青山剛昌さんとファンとの交流会が、地元の鳥取県北栄町で開かれました。青山さんは、年末の紅白歌合戦の審査員も務めるなど去年も大忙しの1年。交流会では、気になるコナンの情報だけでなく、紅白の裏話も飛び出しました。
「皆さん大きな拍手でお迎えください。青山先生です」(拍手)
割れんばかりの拍手で迎えられたのは、北栄町出身の漫画家・青山剛昌さん。1月3日、今年で13回目となるファンとの交流イベント「青山剛昌先生と話そうDAY」が地元で開かれ、応募総数3819人の中から抽選で選ばれたおよそ400人が参加しました。
イベントの目玉は、名探偵コナンのコミックス作中に登場できる権利をかけた抽選会。幸運をつかんだのは、高知県から訪れた会社員の野村理那さんでした。
「司会:どんな役で出演させていただきたい?言うだけ言ってみて」
「野村:出してくれるだけでうれしい」
「青山:じゃあまあ、殺人犯でもいいですね」(笑い)
そして、サイン入りのコナングッズがもらえるじゃんけん大会なども行われ、会場は熱気に包まれました。
そして、お待ちかね、青山さんへの質問コーナー。ファンならではの質問が次々と飛んできます。
「去年進展があったカップルといえば平次君と和葉ちゃんかなと思うんですけど、今後もし進展があるとしたらどのカップルに注目していただきたいか?」
「それは、敢助と…、あと千速と…」
「小五郎がなぜあんなに推理力がないのに探偵になったんですか?」
「そのほかね、拳銃がうまいとか色々いいところもあるんで、柔道強いとか」
「鳥取県を舞台にした映画の予定はありますか?」
「1回鳥取弁を作品に使ったら分からないと言われて。大阪弁とか博多弁とかは分かりやすいんですけど、鳥取弁は難しいんですよ。なんかうまいことしないといけないんですよ。考えときます」
去年のおおみそか、NHKの「紅白歌合戦」で審査員を務めた青山さん。こんな質問も…。
「歌唱力とかすごいなと思った方が、aikoさんとB‘zさん以外でいらっしゃるか?」
「そうですね、みんな良かったよ。とにかくB‘zがすごくて。B‘zです!」
漫画家 青山剛昌さん
「すごい毎回、質問のレベルが上がってる気がして答えるのが大変でしたけど楽しかったです」
イベントではそのほか、鳥取県の平井知事が「怪盗キッド」のコスプレで登場したり…地元出身で青山さんのいとこ、田中知史さんとカルロス三好さんのお笑いコンビ「オキシジェン」のミニライブも開かれ、さらに会場を盛り上げていました。
去年4月に公開された映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」が歴代27作中1位のヒットを記録。今年も4月に新作映画の公開を控えるなど大忙しの青山さん。地元への帰省とファンとの交流で英気を養えたと、今年のさらなる活躍を誓います。
漫画家 青山剛昌さん
「僕は楽しいので、(交流会は)永遠に続いて欲しいです。地元だし家から近いしそれが一番いいですね。今年も引き続き、皆さんが盛り上がれるような話を描いていきたいと思います」
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