1994年85歳になられた高橋竹山さんと竹与さんをお迎えしての公演です。 初代と二代目、両竹山さんの二重奏です。お二方の共演は何度も聞かせて いただきましたが、各地の民謡をアレンジした、この曲は初めてでした。 途中で先代が演奏を止めてしまいました。終演後、スタッフのミスでも あったかと気になりお伺いしたら「竹与の方が上手かったので聞いてた」と おっしゃりました。そうだったんだと安堵した自分を思い出しました。