時間が経つと、古く見える。汚く感じる。
そんなふうに思う人は多いものですが、時間にしか作り出せない味わいや深みに、慈しみを抱いたり、おかしみを感じたりする人もいます。
その人たちにとって、経年劣化はむしろ「経年愉化」。
BESSはそう名付けてみました。
このコンテンツでは「経年愉化」を楽しんでいる方を取り上げ、読者に経年をネガティブに捉えず、ポジティブにと捉える考え方や長い時間を共にしたものへの気持ちの変化や付き合い方に共感してもらい、経年・時間との付き合い方、ひいては木の家に対する見方をちょっと変化してもらえたらと考えています。
今回は、古本や雑貨など、自分がときめくものに愛着を持って集めている文筆家の甲斐みのりさんにお話を伺いました。「傷や汚れこそが輝いて見える」と語る甲斐さんが考える経年の面白さを探っていきます!
【プロフィール】
甲斐みのり/文筆家
静岡県生まれ。雑貨の企画・イベントを行うブランド「Loule」主宰。旅、散歩、お菓子、地元パン®️、手みやげ、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍、雑誌、webなどに執筆。主な著書に『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』『日本全国 地元パン』(エクスナレッジ)、『「すきノート」のつくりかた』(PHP研究所)『旅のたのしみ』『気持ちが伝わるおいしい贈りもの』(ミルブックス)ほか多数。最新刊は『旅のたのしみ』(mille books)。
【チャプター】
00:56 自分らしさを作り出す好きな者に囲まれた空間
03:38 装丁から紙の質感、昔の落書きまで全てが愛おしい古本たち(古本)
07:10 長い時間を経て人格を宿した割り箸ペン(割り箸ペン)
08:54 二世代にわたってときめきを受け継いだワンピース(ワンピース)
13:10 経年ってどういうこと?
BESSのウェブサイトでは、暮らしがさらに楽しくなるようなコンテンツをたくさん更新中。あわせてチェックしてみてください。
https://www.bess.jp/