現在の「仏教公伝」二大説は552年説と538年説です。
なぜ2説あるのか? じつは『日本書紀』編纂過程において、真の公伝年=545年の〈ゆらぎ〉から生じたものだったのです。その経緯を探りました。
ホントの公伝年は、こうでんねん!!!
◎本説は『原日本紀』仮説から求められる重要な結論のひとつです。ぜひご覧ください。
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『古代天皇たちの真実 ~「紀年復元法」で浮かび上がる「日本古代史」の新たな地平~』(令和6年9月発行)ワニブックスPLUS新書 1,000円+税
(内容)
本書は、静まりかえった紀年論の沼に一石を投じることを願って書かれました。
天皇一代の平均在位年数や『古事記』崩年干支を用いたり、干支を何巡か繰り下げるような従来の手法とは決別した新しい紀年復元法を提示します。
「『原日本紀』仮説による無事績年削除短縮法」というものです。『日本書紀』編纂者の紀年延長手法を探り出し、余計な文献の援用を排除して、『日本書紀』内で紀年の復元を完結させる画期的な復元法です。
それにより、重大な発見がありました。継体天皇朝と仁賢天皇・武烈天皇朝の並立が発覚したのです。そしてそれは、紀年復元の基点とすべき年が允恭天皇崩御四七二年であることを明らかにします。従来の紀年論は、この復元の出発点を誤ったためにすべてが行き詰まってしまったのです。
続く四名の天皇の崩御年は、安康天皇四七五年、雄略天皇四九八年、清寧天皇五〇三年、顕宗天皇五〇六年が正しいのですが、『日本書紀』の紀年は一九年さかのぼってしまっているのです。
本書で復元した古代史編年表は、日本古代史の新たな地平を拓く大いなる可能性を秘めています。
《もくじ》
第一章 「紀年論」のこれまで
第二章 『原日本紀』仮説による無事績年削除短縮法
第三章 『日本書紀』の編纂過程を考える
第四章 『原日本紀』編纂の論拠
第五章 『原日本紀』の年代観
第六章 天武天皇の意向と謎の第二期無事績年
第七章 継体天皇朝と仁賢・武烈天皇朝並立の根拠と歴史の真実
第八章 二王朝並立を復元するとみえてくるもの
◎真の「武烈天皇陵」◎「磐井の乱」新解釈 ◎「仏教公伝年」新説
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